不動産の相続~未登記建物を見逃すな
両親が他界し、住んでいた家が空き家になった。自分達には持ち家があり、住む予定もない、管理も大変だから、売りに出そうか…。よく聞く話です。
売却するには相続登記が必要です。今日は、不動産の相続手続きについて一言。
相続にあたっては、まず、相続不動産を特定する必要があります。一般的には、名寄帳や登記簿等により特定することとなります。(備考 令和8年2月2日から所有不動産記録証明制度がスタートしました。当方未経験ですが、相続手続き中の方であれば、活用されてみてはいかがでしょうか。)
名寄帳を調べると、結構な割合で未登記建物が見つかります。不動産の相続と聞くと、登記された不動産のみに気を取られる方がいますが、声を大にして言いたい、「未登記建物」を見逃さないでください!!
司法書士さんにお願いしていた相続登記も終わり、”よし売りに出すか”といった時に、不動産屋から”建物が未登記なんですねど…どうしましょうか…”と言われるケースが本当に多い。最近相続したばかりで、相続人のメンバーも変わらず、話せばまた協力してもらえそう、といった場合ならまだしも、手続きは10年以上前に終わっており相続人も何人か他界している、前回の話し合いはもめて大変だった、という場合は、また悩まなければなりません。正直、長期未登記建物を登記手続きするのはすごく大変です。
相続って大なり小なり結構面倒ですよね。だからこそ、せっかくやるのであれば、登記された不動産だけでなく、未登記建物も含むすべての不動産についてきっちりと手続きしましょう。

