業務受託にあたっての、私たちの心構えを記載しました。長文で本当にすみません。
ブログにも、業務に関すること等をつづっていきたいと思っています。是非ご覧ください。なお、記載のない事項も、気軽にご相談ください。
『人』のこと
皆様の生活が豊かになること、特に高齢者、障がい者の方にできるだけ長く充実した生活を送ってもらうことを望んでいます。
高齢者、障がい者の方が、何の支援も受けずに生活することは困難です。昔もそうですが、今日ではより顕著に。特に地方では。買い物は近くの八百屋、魚屋、ご近所付き合いも頻繁、顔をあわせれば世間話に花が咲き。意識するまでもなく人との交流が当たり前でした。親しくなれば、おかずをお裾分けしたり、電球を交換してあげたり、重い荷物を運んであげたり、雪国では除雪を手伝ったり。昔は無意識のうちにみんなで支え合っていました。
現代は情報化社会です。小売店は利益重視で統合化、大規模化され、結果、多くの商店街が消滅しました。このような個人主義、物質主義の流れは、人の交流の減少を招きました。便利な世の中にはなったのですが。これに拍車をかけたのがコロナ禍です。人と交流することが悪のように言われました。その影響で、多くの地域の行事が消滅しました。ほぼボランティアで行われる地域行事の場合、一度消滅したものを復活させることは、新たな行事を始めることよりも難しいかもしれません。
ネットは確かに便利。だから、病院の予約も買い物も、何でもネットで。だけど、そうなると、ネットが使えない人にとっては昔よりも不便な世の中になっていませんか。70、80になって、いきなり新しいものに挑戦しろと言われても、きつくないですか。せっかく頑張って使ってみたところで、特殊詐欺に巻き込まれたなんてことも。
こんな時代だから、私どもは、特に高齢者、障がい者の方に、充実した生活を送って欲しい、そのためにサポートさせて欲しい、そう願っています。ここで一点、「充実した生活」とは何でしょうか。「施設に入った、又はヘルパーさんに依頼したおかげで、料理や掃除をする必要がなく楽になった」、「ずっとテレビを見ていたり、映画・音楽を鑑賞したり、旅行したり、毎日好きなことをしていられる」、私どもが考える充実した生活とはこういうものではありません。可能な限り「生きる」を実感して欲しいのです。料理や掃除、畑仕事や地域行事への参加、面倒じゃないとは言いませんが、そんなに嫌ですか。少しでも長く自立していた方が楽しくないですか、カッコ良くないですか。もちろん無理はダメ。サポートをうまく利用しながら。あなたの、あなたのご家族の生活について、一緒に考えさせてもらえませんか。
なぜこんなことを言うのか。私どもは成年後見人、保佐人に就任しています。一昨年亡くなられた方の話です。会う度に、すみません、ありがとう、とおっしゃってくださいました。その都度、気にしないで良いですよ、とお応えするのですが。何の予兆なかったのですが、ある日病院から、見回りに来たら息をしていない、との連絡がありました。実は、あと半年ほどで、貯金が底をつき、生活保護を考えなければいけないというタイミングでした。もちろん、本人にそんなことは言っていません。でも、何で今なんだろうと、何か気を使わせてしまったのだろうかと、申し訳ない気持ちになりました。その方の後見人には、施設入所にあたり後見人がいないと契約できないとの理由で就任しました。そんな状況なのでどうしようもなかったとは思うのですが、もっと前に出会っていれば、何かできたことがあったのではないだろうか、と。念のため、施設を否定するつもりは一切ありません。私が関わる施設の方々は、本当に親身になって対応してくれて、とても感謝しています。施設入所も選択肢の1つです。しかし、施設では少なからず自由が制限されるのも事実。共同生活なので当然ですよね。
今って、生き方の選択肢、少なくないですか。多かれ少なかれみんな条件は違っているのに。私たちは、目の前にいる、この世に1人のあなたのことを考えます。ただし、条件によっては選択肢が制限されます。ご希望に100%添えるとは断言できません。それでも、あなたの、あなたのご家族の生き方が、人生が少しでも良くなることを目指して、全力でサポートします。どんなことでも結構です。気軽にご相談ください。
『不動産』のこと
土地、建物は単なるモノではない。皆様の生活、ひいては皆様の人生に大きな影響を及ぼします。そんな不動産に対して、売れればいい、建てられればいい、そんな生半可な気持ちで関わるつもりはありません。皆様が新しい土地、建物で、楽しく、幸せに生活できる、そうなることを願って、業務を担ってまいります。
土地、建物の売買自体、住宅を建築すること自体も一苦労です。身にしみて、痛いほど理解しています。でも、売買した、建築したことって、スタートにすぎませんよね。だって、あなたはそこに住んで、生活するために、売買、建築したんですから。あなたの目的は、売買、建築することではなく、そこに住んで生活することですよね。「当たり前だろう」とお𠮟りを受けるかもしれません。でも、そんな当たり前のことを考えないで行動される方、業者がいるんです。自分の主義、主張ばかりを通そうとして周りとトラブルを起こす方、“売れればいいや”、“作れればいいや”でトラブルかけまくり、その後のことなんて知らんぷりで一切考えない業者。結構います。確かに、“売りっぱなし”、“作りっぱなし”でも違法ではないです。でも、何千万もかけたのにスタートからトラブルって、想像するだけで悲劇。法律云々、不動産に関わるものが、お客様の生活を考えないなんて論外。私どもはそう考えます。お客様の今後の生活も含め、長いスパンでサポートできることを目指しています。
+で、地域コミュニティを意識されることをおすすめします(地域コミュニティについての詳細は後述します)。ポツンと一軒家なら別ですが。住宅を建てて、買って、そこに住むということは、あなたが地域コミュニティに加入するということ。今まで住んでいた土地、建物を手放して出て行くことは、あなたが地域コミュニティを脱退することであり、かつ、当該地域コミュニティに新たな者が加入するということ。不動産に手を付けるということは即ち、地域コミュニティに変化をもたらすということです。そんなの関係ない、という方もおられるでしょう。地域コミュニティに属さない自由もあります。最近はそういう方も多いみたいです。そのようなお考えの方は、当会社とはご縁のない方になります。申し訳ございません。ただ、私どもは、今までの経験から、地域コミュニティの大切さを知ってしまっている、実感しているのです。まちづくりにおいて、地域コミュニティの貢献度は行政以上ではないでしょうか。また、地域コミュニティと良好な関係を築けるって楽しくないですか、幸せなことじゃないですか。確かに、かなり稀ですが、ひどいなぁと思う地域コミュニティもありました。そんな地域コミュニティなら、無論、関わらないことをおすすめしますけど。
もう一点、土地、建物を手放してあなたが地域コミュニティを脱退したときのこと。脱退するなら関係ないじゃん、と思う方がいるかもしれません。でも、あなたが今までお世話になってきた地域コミュニティ、後はどうなっても構いませんか。個人的な付き合いもあった方とは、引っ越したからといって縁が切れるわけではないですよね。また、この先一生、その地域コミュニティの方と関わることが無いと断言できますか。そんなことより、「飛ぶ鳥跡を濁さず」。このような行動をされる方が絶対にカッコ良いです。私はそう思います。無理難題を聞く必要はありません。常識の範囲内で対応すれば良いんです。誰も何も配慮しなくなったら、あちこちでコミュニティが崩壊します。そうなったらこの国はどうなるんでしょうか、そう考えると憂いてしまいます。あなたがされたくないと思うことを、他人にするのは避けましょう。
不動産を売りたい、買いたい、相続したい、作りたい、壊したい、改良したい、どんなことでも結構です。気軽にご相談ください。
最後に、そんな感じで、私どもは不動産に対する想いが強すぎます。だから、不動産を他の資産と同様に、投機的に扱うことに対しては、申し訳ございませんが共感できません。よって、投資目的のお客様はご遠慮願います。加えて、不動産会社・住宅メーカーといった業者の方からのご相談も、ご遠慮願います。私どもは、業者さんの利益よりもお客様の生活、地域コミュニティへの影響を重視してしまいますので。そのため、既に意中の不動産会社、住宅メーカーがいる方からのご相談もご遠慮願います。ご自分で信頼して選ばれた業者さんに相談して、紹介してもらった方が良いですよ。
『地域コミュニティ』のこと
「コミュニティ」、ただの人の集まり、なのですが、その効果、影響は計り知れません。最近は色々なコミュニティが出てきましたが、特に大事だと考えるのが『地域コミュニティ』。良好な地域コミュニティは、皆様の生活を豊かにします。その維持、継続を全力でサポート致します。
しつこいくらい地域コミュニティと書いています。私どもの想い、伝わったでしょうか?ところで、コミュニティとは何でしょう。難しいことはなく、単なる人の集まりや共同体のことです。地域によって結びついた集まりは地域コミュニティ。代表格は町内会。他にも、共通の趣味や関心事を持つ人々がインターネット上で集まるオンラインコミュニティや、勉強やビジネスなど共通の目的を持つ人々が集まるテーマコミュニティなどがあるそうです。
町内会に着目します。どこでもあまり変わらないと思いますが、町内会の運営にあたり、次のような組織が設置されています。
| 自治振興会、社会福祉協議会、児童・民生委員会、婦人会、体育協会、児童クラブ、PTA、保護司会、消防団、防犯協会、少年補導委員会、etc |
だいたい聞かれたことありますよね。では、次の組織はどうでしょうか。
| 総代会、生産組合長、農業委員、土地改良区役員 |
こちらもなくてはならない組織です。私どもが業務において、本当にお世話になっています。旧里道、旧水路敷といった法定外公共物の境界確定や払下げ、農地の移転や転用、開発行為等の手続きの際にはほぼいつも。いつも申し訳なく、本当に感謝しています。
こんなにたくさん組織があるということは、どれだけ多くの方がその運営にご尽力されているか、想像できますよね。しかも、皆さんほぼボランティアで。昔は名誉職的な見方もされていたようですが、汚い言い言葉で恐縮ですが、今日では貧乏くじみたいなものです。正直なところ。それでも、皆さん文句も言わず、人によっては何期にも渡って役員をつとめられている。なぜそんなに献身的になれるのでしょうか。その原動力は「みんなのためになるなら、地域のためになるなら」という想いがあるからではないでしょうか。
「自分は税金を払っているから」と言って、義務をすべて果たしているような顔をして、地域の活動には何一つ参加しない人がいます。税金を払っているんだから、何でもかんでも行政にやらせればいいや、と。行政に何でもやれるような時間も金もないですよ。社会保障費の伸びなんかとんでもないんですから。憲法25条の制約もあるでしょうし。そんなに世の中甘くないです。本当ならやりたくない、家でのんびりしていたいのに、人知れず地域のために活動してくれている方がいるんです。その方々のおかげで、あなたが平穏で安全な生活をおくれているんです。助けてもらっているんです。もし、あなたが、あなたが住む地域にどんなコミュニティがあるのか知らないのであれば、まずは、その存在を知ってください。そして、どんな活動をされているのか、ご近所の方に教えてもらってください。
皆さんに関係がありそうなところで。地域コミュニティが活発であれば、高齢者の方が生活し易くなります。できるだけ長く、自宅で自立した生活を送ることができます。治安も良くなります。住民全員が四六時中パトロールしているようなものですから。子供たちの発育にも良いです。敏感な幼少期に、世代を問わず、たくさんの方と接することが子供たちの心の発達にどれだけ役立つことか。実は、コロナ禍による交流の遮断は、子供たちの心の成長にも悪影響を与えていたんです。色々述べましたが、一番は、シンプルにあなたの生活が楽しくなります。ご近所どおしで仲が良いなんてどんなに幸せなことか。逆を想像してください。ご近所同士でいがみ合うなんて地獄ですよ。たくさん見てきましたけど。遠くの親類より近くの他人、ということわざもあるように、いろんな意味で、ご近所付き合いは絶対に大事です。
仕事がら、コミュニティ活動に従事される方とお話しさせて頂く機会が多いのですが、運営にあたり、悩みが多いようです。一番多いのがなり手不足、次に多いのが役員の高齢化、それに伴う承継への不安。他にも、住民トラブルが多い、新しい住宅街と元村で交流がうまくいっていない、等々。日に日に運営が難しくなってきているような気がします。私どもはその一助になれることを願っています。コミュニティの再起、少なくても継続、消滅だけは何とか避けて欲しい。コミュニティがなくなったら町はどうなりますか。守る人がいなければ、変な奴らがやって来て、後先考えずにやられ放題、こわされ放題ですよ。
どんなことでも結構です。コミュニティの運営にあたり、悩んでおられる、苦しんでおられるなら、気軽にご相談ください。時々で、地域ごとで、問題は本当に千差万別。全く同じなんてありえない。難しいし大変です。しかし、解決を目指して、一緒に考えさせて頂けませんか。スーパーマンのように何でも解決できるわけではありません。それでも、全力を尽くします。コミュニティの大切さが分かるから、消えて欲しくないから。ご連絡、心より、お待ち申し上げております。
