持ち家 vs 賃貸

まずもって、個人の自由ですので、どっちでも良いんですよ。その上で一言。

  

古舘伊知郎さんのyahooニュースの記事を見ました。

news.yahoo.co.jp/articles/28bdd821e3d7b84290fdf8b5f3ad4780cbb2278d?page=1

不動産Gメン滝島さんのYouTube動画も見ました。

お2人とも、理屈抜きに「マイホームが夢なんだ」という方はマイホームを取得すべき、だけど、お金や手間を数値化して合理的に検討すると賃貸の方が良いんじゃない、という考えのように私は受け止めました。

同感です。過去のブログにも書きましたが、不動産を持つということは手間もお金も大変です。

滝島さんが、“資産は自身にお金を生んでくれるものであり、その点では、自分が住む家は資産ではなくて負債”といった感じのお話もされていました。

  

AIに聞いたところ、資産とは現金や預金、売掛金、「建物」などが該当し、将来的に収益を生み出す可能性のあるものであり、負債とは借入金、買掛金が該当し、将来的に現金などを支払わなければならない義務があるものだそうです。最近は、マイホームを資産と考え、短いスパンで買い替える方もいますが、田舎では朽ちるまで、亡くなるまで住み続けるのが一般的。40年50年たった木造建物はほとんど価値なし、むしろ多額の解体費が必要になる。確かにその通りかも。

  

賃貸は賃料を払い続けても自分のものにはならないけど、マイホームはローンを払い続けて完済すれば自分のものになるよ、という常套句がありますが、ローンだけでなく税金や町内会費、修繕費も払わなければならない。40年50年頑張って払い続けたにもかかわらず、解体費まで背負わされるなんて、トホホです。

  

解体についてもう一言。土地の固定資産税について住宅用地の特例を受けたいから、空き家を壊さない方がいます。しかし、空き家を適切に管理しないと、特例を解除するというルールができました(空家等対策の推進に関する特別措置法)。また、放置することが危険だと判断された場合には、行政が解体を代執行できる旨を定めた条例もあったりします。ご存じだとは思いますが、代執行とは、行政が所有者に代わって解体工事を行ってくれただけで、費用は所有者に請求されます。実際にかかった金額を教えてもらったことがありますが、一般人がスパッと払える金額ではありません。加えて、解体工事費が2020年から2025年の5年間で27%も上昇しているという事実もあります。ここまで聞いても、あなたはこれからも、空き家を持ち続けますか。

  

こんな見方もあります。賃貸だと当然、賃料を払えなくなったら出ていかなければならない。マイホームではどうか。固定資産税やローンを滞納したら、差し押さえられて、やっぱり出ていかなければならない。何か似てません。

  

昨日のニュースだと、フラット35の金利が2.71%になったそう。その金利だと、35年借りたら、元本の約0.5倍もの利子を払うことになります。

まだまだ、転勤があるような会社に転職して県外に転勤になったら、保険対象外のメンタルの病等を患い長期休養が必要になったら、ご近所トラブルになったら、どうしますか。心配事は尽きません。

  

以前、新しい住宅街で数棟の建物登記をさせて頂きました。数年後、その住宅街で無理心中がありました。若い夫婦と幼い2人の子供さんでした。私が係わった物件ではありませんでしたが、色々考えさせられました。何が本当の理由かなんて、本人しか分からないですが、もし住宅ローンがなかったら、このような悲劇は起こらなかったんじゃないかと。

  

嫌なこといっぱい書いちゃいましたね。すみません。でも、先行き不透明な今日では、色々なことを検討して、決断して欲しいんです。昭和の好景気の時とはわけが違います。ネットで検索したり、AIに聞けば、色々なことが分かりますが、多くのウソも出回っています。この人には当てはまるけどあの人には当てはまらない、なんてこともあります。悩ましいですよね。それでも決めるのはあなたです。賢明なご判断を。

こんなこと書きましたが、個人的には、持ち家が好きなんです。それは何故か。次回は、そんなテーマで、書きたいと思います。

    

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です